まだ間に合う!技術士第二次試験まであと3.5ヶ月 〜GWを制する者が技術士試験を制する〜

目次

はじめに

いよいよ技術士第二次試験まで、残り4ヶ月を切りました。

なかでもゴールデンウィーク(GW)期間は、筆記試験の合格に直結すると言っても過言ではないくらいとても大切な時期です。

この期間の過ごし方こそが、筆記試験の合否を分ける大きな分岐点となります。

GW中は身体を休めて、休み明けから本格的に勉強モードに切り替えようと思っている方も多いのでないでしょうか。 

そんな中で、この連休中に「本気モード」に切り替えられる人は、確実に合格に一歩、二歩と近づくことができます。

ここからアクセル全開で、ライバルたちを引き離していきましょう!

4月中に到着!成績開示を活かして効率的に勉強しよう

SNSを見ていると、4月半ば頃から成績開示結果(開示請求)が届いている昨年度受験生が多いようです。

自分の正確な現在地を知るためにも、開示請求は必要不可欠です!

↓昨年度の受験生でまだ開示請求をしていない方は急いでしましょう↓

あわせて読みたい
技術士試験の開示請求ってなに? 開示請求のやり方&メリットを解説! はじめに いよいよ技術士第二次試験の合格発表の時期がやってきました! 特に口頭試験を受けられた方はそわそわしているかもしれませんが、この時期は筆記試験で不合格...

自分の現在地を見誤ると、いくら勉強してもギャップが埋まらず、時間ばかりがかかってしまいます。

それではいくら時間があっても合格レベルには届きません

ただでさえ本業で忙しい皆さんにとっては、できるだけ効率よく短期集中型の勉強で資格を取得したいという方が多いことと思います。

資格勉強はあくまでも「その資格を取るための勉強」

長期的な勉強や継続的な研鑽は、まずは目標資格を全て取ってから、ゆっくりやっていけばいいのです。

そのためにまず「資格取得に必要な実力」「現時点での自分の実力」差を明確にし、その差を埋めるための具体的な対策を立てていきましょう。

がむしゃらに勉強するだけでは合格にたどり着けない 〜”ギャップ”を正確に把握しよう

大半の資格試験は、がむしゃらに過去問をやっていけば合格レベルの力を付けることができます。

しかし技術士試験は、ただがむしゃらに勉強を重ねるだけでは、合格につながりません

重要なのは、「及第点(必須60%, 選択60%)」「現時点での自分の実力」との差を明確に把握し、そのギャップを一つずつ埋めるための具体的な対策・学習工程を立てて勉強に臨むことです。

自分の課題を可視化し、戦略的に取り組むことで、限られた時間の中でも着実に合格ラインに近づくことができます。

「技術士になる」ことを目標としたときの【最重要課題】は、

多くの人にとって「第二次試験 筆記試験突破」となるでしょう。

(理想)技術士の筆記試験突破(必須60%, 選択60%)

    ↕︎【課題】

(現実)現時点の自分の実力 (必須⚪︎%, 選択⚪︎%)

【課題】とは、この理想と現実のギャップのことです。

このギャップ(60%−⚪︎%)を埋めるためには、何が必要でしょうか。

(私の例だと)

解決策① 必須I → 国土交通白書を読んで建設業に関するマクロ的な視点を広げよう

解決策② 選択II → 知識不足だからインプットを重視しよう

解決策③ 選択III → 自分のなかで採点基準が不明瞭なので一度外部模試を受けよう

これが【解決策】です。

課題が変われば適切な解決策も変わります

そしてこの解決策を細分化し、勉強工程に組み込んでいきましょう。

資格勉強において最も大事なのは、勉強時間ではなく、勉強の方向性です。

まずは理想と現実のギャップを正確に把握して、自分の課題を明確にしましょう。

それから適切な解決策を立て、合格に向かう道筋が見えてきたら、あとはがむしゃらに勉強していきましょう。

成績開示後にやるべき ToDoリスト

①自己評価の見直し

 開示結果と自分の感覚(試験当日のできた感など)を照らし合わせ、課題を洗い出す

②課題の優先順位付け

 1)重要度(ギャップが大きい)

 2)緊急度(自分のイメージとギャップが乖離している)

 を判断し、GW中に重点的に取り組む分野を決める

③目標設定

 GW終了時点で達成したいレベル(例:論文1本完成、国土交通白書に一度目を通す等)を設定

④学習計画の作成

 具体的なスケジュールに落とし込む

⑤実行・記録

 毎日学習を実行し、学習記録をつける(達成感と振り返り、自身の生産性把握のため)

このGWで勉強習慣を作り、残りの3ヶ月を勝ち抜こう

GWは「準備期」としてだけではなく、これから決戦期に入っていくための「勉強習慣を作る時期」としても重要です。

毎日コツコツと勉強する習慣、ほんのわずかな時間も無駄にしない記録習慣。

これらをGW中に実践し、残りの3ヶ月を完走できる基盤を作りましょう。

またGWが終われば、またこれまで通りの多忙な日常がやってきます。

「平日は最低でも1日2時間勉強しよう」

休み中であれば、そのような目標も設定できるかもしれません。

しかし、実際平日に仕事に追われている状態ではどうでしょうか。

「そもそも物理的に時間の確保できなくね?」

私自身、月80時間程度の残業をしながら、平日に2,3時間の試験勉強をし、かつ良好なコンディションを維持し続けることは現実的に難しいと感じました。

試験前1ヶ月くらいなら精神論で乗り切れるかもしれませんが、これから3ヶ月間それを続けようとすると、

おそらく続かないか、

根性で続けた結果、勉強と仕事のパフォーマンスが落ちてくることでしょう。

それではせっかくの時間という資源非効率なものとなってしまいます。

現実的で実現可能な勉強工程を立て、高いパフォーマンスを発揮しつつ、合格に近づけるように効率的な勉強をしていきましょう!

↓現実的で効率的な勉強方法はこちら↓

まとめ

このGW期間を、ただの休日にするか、成長のキッカケにするか。

その選択は、あなたの未来を大きく左右することになるでしょう。

大丈夫、今からでも間に合います。

ここからアクセルを踏んで飛ばしていきましょう!

「ここでの勉強が、あなたの未来を変える。」

【現場監督シビライの土木資格道場】では、あなたの努力が実を結ぶよう、これからも役立つ情報を発信し続けます。

資格取得というゴールは、その道のりにも大きな意味がある。

今日学んだことが、明日の成長につながり、その成長の積み重ねが、あなたの未来を変える。

また次の記事でお会いしましょう。あなたの挑戦を、全力で応援しています。

共に頑張っていきましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

現場監督シビライのアバター 現場監督シビライ 現場監督/技術士(建設部門)

大手ゼネコン勤務の30代現場監督。20代で多くの土木資格を取得した自身の経験をもとに土木資格の取得に役立つ情報を発信中。
【主な保有資格】
技術士(総監・建設部門)、1級土木施工管理技士、コンクリート主任技士、コンクリート診断士 他

目次